コラムColumn

娘は宿題、父は仕事と日々集中力を高め合ういい関係
| 滝田勝紀

2019.11.25エッセイ

娘は小学校1年生。学校から帰ってくると、ダイニングテーブルで宿題をやるのが習慣だ。簡単な足し算や引き算、ひらがなやカタカナの練習が主だが、絵日記なんかも書いたりしている。父親の自分も外出しない時は、実はダイニングテーブルで仕事をすることが多い。平日は同じテーブルで娘は算数や国語を手書きで、父親は原稿などをパソコンで書いているのが日常の風景だ。

幸いなことにいつも娘は勉強が楽しいと言っている。でも、まだ小学1年生だから仕方ない。テレビが観たい時もあるし、遊びたい時もある。習い事だって今の小学生は毎日忙しい。結果的に宿題をやるのが遅い時間(といっても19:00くらい)になってしまう時もある。当然体力はまだまだ少ない。1日のスケジュールをこなした後だと疲れてしまったり、眠くなってしまったり。すると、宿題をやりたくないと時折言い出すこともある。自分が小学校1年生の頃、こんなにちゃんとやってなかったし、こんな忙しくなかったから、今の小学生って大変だなーと同情はしつつも、親である以上、宿題はやっぱりやらせなければならない。

そんな時、娘には一回ダイニングテーブルから離れて、一緒に深呼吸をしようと言う。身体全体を目一杯伸ばして、きれいな空気をたくさん吸うと、それだけで眠気が吹き飛んだり、集中力が戻るからだ。これは自分が仕事中に眠くなった時などに、意図的に集中力を回復させるために使っているテクニックだ。特にお酒を飲んで遅くなった翌日などは、かなりの回数、大きな深呼吸を積み重ねることで、なんとか乗り切る日だってある(どうしてもダメな時は昼寝もするが)。道具もいらないし、身ひとつでできるから皆さんも試して欲しい。

ただ、娘に家の中で深呼吸をさせるにあたり、いつもひとつのデータが頭をよぎる。「実は屋外より屋内の空気の方が約5倍程度汚れている」。深呼吸をしなさいと言っているのに、その場の空気が汚れていては忍びない。だから、必ずリビングダイニングで使っているブルーエアの風量をマックスに設定。5分程度経ってから娘には深呼吸の指示を出す。子どもの小さな肺を汚い空気で汚染させてしまったら、万が一、目に見えない菌やウイルスによって、風邪などを引いてしまったら元も子もないからだ。

深呼吸をした後、娘は我に返ったようにダイニングテーブルに戻り、再び宿題に取り組む。それまで醸し出していたやりたくないオーラはすっかり消え失せ、拙いながらも一生懸命文字や数字を書き始める。以前は難しそうにやっていた二桁の答えになるような足し算をスラスラと解く様子に成長を感じつつ、そんな娘を横目に、自分もとうに締め切りが過ぎている原稿を必死に書き進める。最近は娘に“パパもちゃんとお仕事しなさい”なんて言われたりしながら。

たかが空気、されど空気。我が家はきれいな空気によって、親子で集中力を高め合う日々を送っている。

<使用モデル>
Blue Pure 231 Particle + Carbon

デジモノステーション編集長
滝田勝紀

編集者/ライター。デジモノステーションの編集長やAllAboutの家電ガイドを務めるほか、ショッピングSNS楽天ROOMの公式家電インフルエンサーとして、フォロワー65万人以上を抱える。メディアプロデュースやメーカーのコンサルタントを担当するConnect Cross代表取締役。現在、数多くの媒体で生活家電やテクノロジー系の連載を持つ。