コラムColumn

こどもの乗り物酔い、原因は車中の空気の汚れ?!

2020.07.10エッセイ

せっかくの楽しいドライブも、車酔いのせいで悪い思い出になってしまった、という人も少なくないのでは?

今年高校生になったわが家の長男ですが、小さい頃は乗り物酔いに悩まされていました。タクシーやバス、自家用車、そして電車も苦手で、嘔吐までいかずとも、見た目にも明らかに具合が悪くなっていました。

原因は、本人曰く「ニオイ」。もちろん、身体が揺さぶられることが、乗り物酔いの主たる要因でしょうが、本人の自覚的にはニオイ。最近は電車で酔わなくなったそうで、これもバスやタクシーに比べてニオイが少ないからだと主張しています。

まあ、わからなくはありません。私も小学生までは乗り物のニオイが苦手でしたから。昭和の時代は、鉄道も新幹線を含めて臭かった。大きいのはタバコ。禁煙化が進んでも、以前喫煙車として使われていた車両は、入ってすぐに「オエッ」ってなる独特のニオイを感じたものです。さらに時代は進み、あのニオイを感じることは少なくなりましたが、内燃機関で動くバスやタクシーには独特のニオイが残っています。

医学的には、耳の奥にある三半規管の異常が乗り物酔いの原因です。耳と鼻は奥でつながっていますし、ニオイに敏感な人ほど車酔いしやすいようなので、何かしら関係がありそうです。空腹だと酔いやすいのも、空腹時ほどニオイに敏感になっているからかもしれません。

もしかすると、ニオイが過去の気持ち悪さを思い出させるトリガーになっている可能性もあります。香りを嗅ぐことで過去の記憶や感情が蘇る「プルースト効果」と呼ばれる現象があります。マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』で、紅茶のマドレーヌの香りから幼少時代の思い出が蘇ることから名付けられたそうですが、そんな体験はないでしょうか?私はカステラの臭いを嗅ぐと、小学5年生の時に使っていたカステラの香りの消しゴムの色や質感をありありと思い出します。当時、変なニオイの消しゴムが流行ってたんですね。


幼いころのニオイの記憶が車酔いにも影響している…?

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閑話休題。窓を開けて外の空気を入れることは乗り物酔い対策のひとつですが、それもニオイがリセットされるからかもしれません。

車載用空気清浄機で車内の空気をリフレッシュ!

Blueair Cabinには、車内特有の有害物質やアレル物質を99%まで除去できるブルーエア独自の「HEPASilent®(ヘパサイレント)テクノロジー」を搭載。フィルターには除臭カーボンも含まれているため、気になるニオイにも効果を発揮します

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車内の換気といえば、 昨今は感染症対策として、鉄道会社や航空会社が車内(機内)換気について詳しい説明をするようになりました。ANAのサイトによれば、機内の空気は約3分間で全て入れ替わるそうです。焼き肉店から公共の施設まで、これまで以上に空気循環を高める対策を進めているようです。

しかし、自動車の場合は単純に外気を入れて換気すれば済む話ではありません。よほどの田舎じゃない限り、道路上の空気は汚れていますから。前を走るクルマの排ガスを吸いたくないので内気循環にしている、というドライバーも多いのではないでしょうか。ニオイや感染症対策として換気はしたいがけれど、排ガスや砂ホコリ、花粉などは入ってきてほしくない。車中の空気には悩みが尽きないもの。

そんな葛藤を解決する製品が、後付けできる車載用空気清浄機「Blueair Cabin」です。

一台で排ガスはもちろん、車内特有の有害物質やアレル物質、そしてニオイまでも除去してくれるので、ニオイに敏感なこどもの車酔い対策としても一役買ってくれるかも・・・!?

車には車専用の空気清浄機-。
これも新しい生活様式のひとつといえるのではないでしょうか。

Text by 小口 覚

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