2月ごろから本格的にスタートする花粉シーズン。スギ・ヒノキなどの花粉が飛び始めると、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどに悩まされる方も多いのではないでしょうか。

民間気象情報会社ウェザーニューズによると、今年の花粉の飛散量は西日本と東日本を中心に平年を上回る予想で、特に西日本では過去10年で最も多いか、それに匹敵する飛散量になる予想であると発表しています(2025年１月15日発表）。

花粉症対策はマスクやメガネ、薬などさまざまですが、実は「加湿」も効果的な方法の一つです。本記事では、加湿機能が花粉症対策にどのように役立つのか、そのメカニズムと対策方法をご紹介します。

湿度が高いと花粉が重くなり、浮遊量が減る

湿度が高くなると花粉は水分を含んで重くなるため、遠くまで飛ばずに床や地面などに落ちやすくなります。飛散する距離や量が抑えられることで、体に触れる花粉の量が減り、症状の緩和にもつながると考えられます。

逆に乾燥した環境では花粉が水分を取り込めず、空気中に浮遊しやすくなるため、大量の花粉が飛散し続けることに。特に冬から春先にかけては室内が乾燥しがちなので、花粉対策としての加湿は欠かせません。

また、乾燥した室内では鼻や喉の粘膜が乾き、花粉やウイルスなどの刺激に対する防御力が弱まってしまいます。適度に加湿することで粘膜を潤し、花粉を排除する働きをサポートしてくれます。

花粉対策として、室内の湿度は40～60％程度を保つのが理想的です。ただし、湿度が高すぎるとカビやダニの発生原因になる可能性もあるため、適切な水分量をキープするよう心がけましょう。

花粉シーズンの室内環境づくりのコツ

では花粉シーズンの室内環境をどのように整えたらよいのか、４つのポイントをご紹介します。

こまめに換気を行う

室内の空気は常に循環させましょう。花粉のピーク時間帯は窓をあまり開けず、比較的花粉の量が少ない時間帯に短時間で行うのがおすすめです。

室内の湿度をチェック

湿度計を活用し、湿度40～60％をキープ。過度な加湿はカビやダニの発生を招く恐れがあるため注意が必要です。

部屋の掃除・拭き取りをこまめに

床に落ちた花粉やホコリは放置せず、こまめに掃除機がけや水拭きをすることで、再度空気中に舞い上がるのを防ぐことができます。

花粉が付着しやすい衣類や布製品にも注意

室内に持ち込まれる花粉は、衣服やカーテン、ソファなど布製品に付着しやすいので、こまめに洗濯や掃除、衣類のケアを行いましょう。

「加湿空気清浄機」で手軽に花粉対策！ 新製品「Blueair DH3i」の魅力

湿度調整と空気清浄を同時にこなせる「加湿空気清浄機」は、花粉症シーズンの強い味方。昨年12月にブルーエアから登場した「Blueair 2-in-1 加湿空気清浄機 DH3i」は、一台で2役をこなしつつ、パワフルな空気清浄能力を備えているのが特徴です。

ブルーエア独自のフィルター技術で、花粉をはじめホコリやPM2.5など微細な粒子もしっかり除去。室内の空気をクリーンに保ちながら、加湿も同時に行います。乾燥しがちな室内でも、センサーが湿度や空気の状態を検知して自動調整してくれるため、常に快適な環境を実現。過度な加湿を防ぎ、適切な水分量を維持してくれます。もちろん花粉だけでなく、ウイルスやハウスダスト対策も可能。呼吸器への刺激が気になる季節は、加湿×空気清浄が役立ちます。

「Blueair 2-in-1 加湿空気清浄機 DH3i」は、高い空気清浄能力と手間を軽減した加湿機能を両立させた優れもの。花粉症に悩むご家庭は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

Text by 滝田勝紀
ブルーエア空気清浄機