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一番の花粉対策は玄関から侵入させないこと!家に花粉を入れない鉄壁10のルール

花粉対策というと “家の中での対策”に意識が向きがちですが、実は室内に入り込む花粉の多くは “人とモノ”に乗ってやってきます。つまり、侵入ポイント=玄関 で止めるほど、家の中が圧倒的にラクになるのです。ここでは「玄関でできる花粉対策」を10個のルールとして整理しました。さらに、対策すべき優先度の高さを★で示しました。
① 上着は玄関で脱ぐ+払う+吸う+湿らせて落とす(★★★★★)
コートなどの上着などは花粉のメイン輸送体。特に肩・胸・腕に付着します。それらは玄関ですべて落とす必要があります。最も効果的な流れは次のとおりです。
✔ 玄関でコートなどの上着類は脱ぐ
✔ 玄関の外方向に向かって払う
✔ ハンディ掃除機で上→下へ吸う
✔ 衣類スチーマーで軽く湿らせる
さらに、静電防止スプレーを使うと帯電が減り、再付着も防げます。

② ランドセルや通勤バッグなどを玄関できれいに拭く(★★★★★)
例えばこどもが毎日背負っているランドセル、お父さんが毎日通勤に使うビジネスバッグなど、そのまま家に持ち込むと、付着している花粉が侵入してしまいます。ナイロンなどの合成繊維は静電気によって花粉を吸着しやすく、特に底面には屋外由来の花粉が付着していることもあります。室内に入る前に軽く払ったり、拭き取ったりする習慣をつけましょう。
✔ ウェットティッシュなどを用意
✔ 全体が湿る程度に拭く
✔ 特に底面を拭くのを忘れずに
これだけで室内に運ばれる“沈着花粉”は大きく減ります。
③ 愛犬は散歩後に玄関で拭いてブラッシング(★★★★★)
ペットと一緒に住んでいる家族は愛犬についた花粉も見逃せません。愛犬は被毛・肉球・腹部に花粉を大量に連れて帰ります。散歩後の基本動線は以下の通り。
✔ 肉球をウェットシートで拭く
✔頭→背中→尻→腹→胸を軽くブラッシング
✔ そのあと室内に入れる
愛犬は毛などに花粉を付着させやすいので、玄関できれいにすること”で、その後、ソファに寝転んだり、寝室のベッドなどに一緒に寝ても問題なし!

④ スマホ+眼鏡を拭く(★★★★☆)
意外と忘れがちですが、重要な対策が、スマートフォンや眼鏡なども玄関で拭きましょう。
✔ メガネのレンズや弦などをきれいに拭く
✔ スマートフォンの画面やケースを拭く
メガネはもちろん、スマートフォンも顔の近くで使うものです。そこに花粉が付着していることで、くしゃみを誘発する可能性があります。玄関でスマホ+眼鏡を拭くだけで、室内の二次拡散を抑えられます。
⑤ 靴底は外マット→内マットの2枚方式(★★★★☆)
花粉は空中→地面に落ちるため、玄関の外側と内側に玄関マットを置いて、靴底に付着している花粉を取り除きましょう。
✔ 靴底は“花粉のスタンプ”
✔ 玄関は“舞い上がりの発生源”
になりやすい場所です。マットを二段配置するだけで、床面の花粉量は大幅に低下します。

⑥ 帰宅後は“玄関→洗面所”が基本導線(★★★★☆)
①~⑤の玄関での対策をしたうえで、いきなりリビングなどの生活空間へ入る前に、顔や手に付着している花粉などを落としましょう。特に手についた花粉は、顔→鼻→目へ直接移行し、症状を悪化させる可能性があります。
✔ 帰宅→手洗い→顔を軽く洗う
までがスムーズにつながる動線をつくるのが理想です。特にこどもは目をこすりやすいため効果が出やすい対策です。もし、その後の外出予定がなければ、そのまま洋服などをすべて脱いでしまい、シャワーや入浴まで済ませるのがベストです。
⑦ 玄関に“花粉ステーション”を作る(★★★☆☆)
花粉対策の成功は“仕組み”で決まります。拭いてきれいにしたコートなども、なるべく室内に持ち込む必要のないものは、玄関付近に置いておくことも重要な対策です。それらをまとめて置けるステーションを作ってしまうことも効果的な対策です。
✔ 上着をかけるラック
✔ バッグ棚+敷物
✔ ハンディ掃除機
✔ 静電防止スプレー
✔ ウェットシート
✔ マスク
“置き場所”を作ることで習慣化することも、花粉対策には有効です。

⑧ 髪を玄関で手ぐし払い(★★★☆☆)
玄関から洗面所に直行できない場合でも、特に女性で長い髪の方は静電吸着が強く、花粉が滞在していることが多いです。特にこの時期の外出時には帽子をかぶることで、付着しにくく対策することもできます。
✔ 帰宅時に手ぐしで軽く払う
✔ 帽子をかぶるのも有効
万が一、髪に付着した花粉が、その後、枕や布団に移らないように意識するだけで、快適な睡眠を阻害されにくくなります。
⑨ ベビーカーやペットカートのタイヤを拭く(★★★☆☆)
タイヤは地面に花粉を“スタンププリント”する存在です。赤ちゃん用のベビーカーやペットのカートなどのタイヤにも多く付着しているはず。屋外スペースで保管するのもひとつの対策ですが、玄関内に入れて保管する場合は、タイヤだけはひと拭きすることをおすすめします。
⑩ 空気清浄機を玄関に置いて“最後の砦”(★★★★★)
玄関内で花粉をきれいにしつつも、衣類や被毛から落ちた花粉は、玄関の床面などにどうしても残ってしまっているもの。また、玄関を開け閉めすることで、残念ながら外部から完全に花粉の侵入を防ぐことはできません。床面に落ちた花粉は空気の流れとともに舞い上がり、空気中に飛散し、結果的にはそれらを放置すると室内に侵入してしまいます。
玄関に空気清浄機を設置しておくだけで、舞い上がった花粉が室内に流入する前に処理できます。一般的な住宅の玄関は生活空間と比較して狭いところも多いので、コンパクトなモデルを選びましょう。なかでもブルーエアのBlue Mini Maxがおすすめ。適用床面積が19㎡(12畳)で、気になっていた玄関やペット周り、クローゼットやデスクなどのパーソナルスペースの空気をきれいにするのに最適です。

まとめ:完璧にこなさなくても大丈夫。できることで無理なく対策しましょう
家庭によって玄関の広さや導線は異なりますし、ここで挙げた10項目すべてのルールを完璧に実践するのは現実的ではありません。
しかし、空気質の観点から見ると、花粉が侵入するメインルートは衣類/バッグ/髪/靴/ペットの5つであり、そのほぼすべてが 玄関で処理できる対象 です。
つまり花粉対策は家の中で“どう除去するか”より家に入る前に“どう減らすか”のほうが圧倒的に効率的なのです。花粉が飛散する時期は
✔ 玄関が一番の侵入口であること
✔ ここを食い止めるのが最も効果的な対策であること
この2点を意識するだけで、室内の空気環境は大きく変わるはずです。
Text by こどもの空気研究所編集部
ブルーエア空気清浄機
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