コラムColumn
エフシージー総合研究所が10年以上もブルーエアを使い続ける理由
製品性能の信憑性に関わるからこそ中途半端は許されない
もし日本の様々な空気清浄機の性能にいわゆる“お墨付き”を与える研究機関が積極的に選び、10年以上も使い続けている空気清浄機があるとしたら、どの空気清浄機なのか皆さん気になりますよね?
お台場にそびえ立つユニコーンガンダムのほど近く。ダイバーシティ東京オフィスタワーに入っているのが、株式会社エフシージー総合研究所です。一般の方々からすると、「何、その研究所?」って感じだと思いますが、家電メーカーや多少なりとも家電の取材などをしている人には、結構お馴染みの名前。商品試験や商品開発のための研究を行い、暮らしにかかわるさまざまな商品を科学し、生活者の視点で商品を評価する第三者研究機関で、正しい実験データなどをメーカーや自治体、メディアなどに日々提供し続けています。
特に空気清浄機の性能評価試験の内容は、他の家電の試験とは独立したメニューを設けるほどハイレベル。「集じん性能試験」「脱臭性能試験」「微小粒子状物質(PM2.5)に対する除去性能評価試験」などあらゆる空気環境の再現に対応しており、数多くの家電メーカーが発売前/発売後に関わらず、製品の性能や効果があることを実証するため、性能評価試験を行なっていることで知られています。
もちろん総合研究所という第三者研究機関ですから、性能評価試験を日々行うための実験施設、大小のチャンバー(密閉できる空間)が研究所内には複数存在しています。そこでは日々、様々な性能評価試験が行われているわけですから、試験を行った後は必ずチャンバー内の空気をまっさらな状態に戻さなければなりません。もし、前に行った実験の汚れなどが空気中に残っていたら、その後の実験の信憑性が疑われますから当然です。その空気も中途半端にきれいにしただけでは意味がなく、徹底的にニュートラルな環境に戻すことがマストになります。
ブルーエアほどすばやい空気清浄機は存在しなかった
そんなエフシージー総合研究所内で活躍しているのが、実はブルーエアの空気清浄機なのです。 エフシージー総合研究所の石賀浩研究室室長はこのように話します。
「ブルーエアの導入は今から10年以上前。Classic 650Eを導入して以来、チャンバーをニュートラルな状態に戻すのに使っています。その後、コロナ禍となりオフィス内の空気環境も今まで以上にケアしなければならなかったため、さらにClassic 690iを3台導入。会議室にも290iを導入し所内のメンバーたちの空気環境を整えました」
ご存知のように日本国内では現在、加湿空気清浄機のような複合機はじめ、大小さまざまな空気清浄機が多くのメーカーから発売されています。数多くの空気清浄機を試験し続けてきたエフシージー総合研究所が、あえてブルーエアを選んだ理由はどこにあったのでしょうか。
「当時30畳くらいの適用面積に対応し、チャンバー内の空気を素早くニュートラルにしてくれる空気清浄機というのが、ブルーエア以外ほとんど存在しませんでした。当時の日本メーカーが出していた加湿空気清浄機などは、もう少し適用畳数が狭いものが多く、ブルーエアほど素早くきれいにできません。そういう意味でも、ブルーエアが最も適していたんです」(石賀氏)
もっとも空気清浄機を知る専門機関のお墨付き
それから10年経った現在も、チャンバー内では変わらずブルーエアのClassic 650Eが活躍しています。
「チャンバー内を実験用に密閉してきれいにするのに、外からリモコン*で動かせるところも非常に便利です。半年に1回フィルター交換を続けているため、メンテナンスに手間は掛からないですし、壊れることなくハイレベルな空気清浄性能を発揮し続けてくれています」(石賀氏)
* Classic 650E(終売)はリモコン付属。Classic iシリーズ以降はBlueairアプリにて遠隔操作可能。Blueair Classicシリーズ製品詳細はこちら→
コロナ禍を通じて、オフィススペースや会議室でも、さらに新しいブルーエアの空気清浄機が導入されたエフシージー総合研究所。これ以上のお墨付きってないですよね。
Text by 滝田勝紀
ブルーエア空気清浄機
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All Aboutの家電ガイド。楽天のショッピングSNS「ROOM」の家電公式インフルエンサーを務め、フォロワー数は約56万人(2023年5月現在)以上を抱える。ベルリンで毎年開催される世界最大の家電見本市「IFA」ほか、海外取材の経験も豊富。MZ世代へライフスタイル提案するBeyond magazineのプロデューサーを務める。
Beyond magazine:https://www.beyondmag.jp/
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