コラムColumn
おうちの空気を入れ替えて
こどもと“StayHome”を楽しむ6つのアイデア
新型コロナウイルス感染予防のため、まだまだ外出自粛を強いられているご家庭も多いのではないでしょうか。こどもでも小学校高学年ぐらいになれば、ウイルスの怖さも理解できると思いますが、低学年や幼稚園・保育園児はなかなか理解できず、ストレスを溜めているかもしれません。
緊急事態宣言中はもちろんのこと、緊急事態宣言解除後も、しばらくはできるだけ安全なおうちで過ごすようにしたいもの。そこで今回は、幼稚園児から小学校高学年まで3人の娘の父親でもある筆者が考える、こどもとおうちで楽しく過ごすためのアイデアを紹介しましょう。
1. こどもと一緒に料理をする
不要不急の外出を控えるこの期間、最も大変なのは家族全員の3食分の食事の用意です。これまでは給食やお弁当を食べたり、たまに外食していた食事も、全て自宅で食べることになります。ならばいっそご飯作りをこどもとのイベントにしてしまうのはいかがでしょうか。目玉焼きやオムレツがおいしく焼けるよう、こどもに毎朝の卵料理担当になってもらったり、ホットケーキやたこ焼きをおうちでアレンジして楽しむのも手。こどもたちに板前さんになってもらって手巻き寿司を作ってもらうのも楽しそうです。
2. ペーパークラフトや塗り絵などをネットで見つけて
小さいお子さんがいる家庭でおすすめなのが、インターネット上で公開されている塗り絵やペーパークラフトをプリントアウトして遊ぶことです。現在多くのサイトで塗り絵データが無料公開されています。好きなキャラクターのイラストをプリントアウトするのも楽しいですし、本格的に楽しめる大人向けの塗り絵も見つかります。もっと、クリエイティブなことを楽しみたいならペーパークラフトがおすすめ。ハサミやカッターナイフ、ノリ、セロテープなどを用意するだけで手軽に遊べます。
ぬりえやさんドットコム
クリエイティブパーク(キヤノン)
https://creativepark.canon/jp/categories/CAT-ST01-0071/top.html
3. 家族で一緒にヨガやストレッチで体を動かす
普段なら公園などで走り回っていたという元気なこどもがいるなら、一緒に筋トレやヨガ、ストレッチなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。今はYouTubeなどにも多くのトレーニング動画が公開されています。こどもと一緒にそういった動画を見ながら体を動かすのもひとつの手。適度に疲れてくれたら、昼寝や夜の寝かしつけも楽になるかもしれません。
4. お庭やリビングにテントを立てておうちキャンプ
本当ならお出かけなどを楽しんでいる週末もできる限り、外出は控えなければいけません。そこで、自宅キャンプはいかがでしょうか。お庭やベランダ、リビングにテントを張って、いつもとは違う環境を作ってみましょう。テレビにはたき火が燃える映像や満天の星空の映像を流し、あえて缶詰やレトルトカレーなど、いつもと違う食事にするだけでキャンプの雰囲気を楽しめます。
5. 九九や英単語クイズなどで親子対戦
勉強と絡めてこどもと遊ぶのも手です。たとえば、こどもが小学校2年生以上なら九九の計算で競争するのはいかがでしょうか。大人は1分後にスタートするなど、ちょっとだけハンディキャップをつけるとゲーム性も高くなります。九九以外にも、英単語テストを出し合ったり、日本地図や世界地図を指さして知っていることを言い合う、なんていうのもゲームみたいで楽しめます。ただプリントを解くだけでなく、楽しく勉強するのがおすすめです。
6. コロナ収束後の旅行プランを一緒に立てる
いつになるかはまだ見えませんが、新型コロナウイルスが収束した後に家族で行く旅行の計画をみんなで立ててみましょう。たとえば1年後を想定して、家族みんなで行きたい旅行先、食べたい料理、訪れたいスポットを調べて、みんなで提案し合う。それだけでもちょっとしたバーチャルトリップが楽しめます。
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このほかにも、長い在宅期間を利用して、こどもと一緒にシリーズものの映画やテレビドラマを楽しんだり、将棋やオセロなどテーブルゲームを教えながら一緒に遊ぶのも楽しそう。また衣替えしながら、サイズ確認を兼ねて、こどものファッションショーを開催してみるのもいいですね。同じような毎日が続いてしまうからこそ、たまにはちょっと変わった遊びをプラスすれば、休校期間の生活にメリハリがつくかもしれません。
家族全員がおうちで我慢することが求められている今、ストレスを溜めないためにも、少しでも楽しく過ごせるようにしたいですね。
Text by コヤマタカヒロ
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