冬の寒さが本格的に到来すると、1年でもっとも空気清浄機が活躍する時期がやってきます。特に乾燥した空気の室内ではホコリやウイルスが舞いやすく、密閉性の高い家の中の空気環境は悪化しやすくなります。そんな季節に向けて、空気清浄機ユーザーに強調したいのが「フィルター交換」の重要性です。

24時間365日つけていると、知らず知らずにフィルターは汚れてきます。汚れによってフィルターが目詰まりすると、空気清浄機の風量が落ちたり、清浄性能が低下したりします。つまりフィルター交換を怠ると、空気中の汚れを十分に取り除けなくなり、結果的に健康や快適な生活に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

「交換不要」と謳われる空気清浄機の落とし穴

「〇年フィルター交換不要」と謳われる空気清浄機は、一見便利に見えるかもしれません。しかし、実際にはフィルターの掃除や交換をしなければ、そのパフォーマンスは徐々に低下していきます。高性能を誇る空気清浄機でも、使用を続けることでフィルターは汚れ、ホコリや花粉、微細な粒子を十分にキャッチできなくなります。

一般的な空気清浄機のフィルター掃除は、定期的に2〜3週間に1回行う必要があり、その度にフィルターを取り外して掃除機で吸い取ったり、水洗いをしたりする手間がかかります。
これらの作業は時間がかかり、面倒だと感じることも多いでしょう。定期的に掃除をしていても、少しずつ目詰まりや素材の劣化は進みます。フィルター掃除は性能の低下を遅らせるための手段であり、元の性能を完全に取り戻すものではないのです。

さらに、フィルターを掃除する際には、溜まっていたホコリや細かい汚れ、ウイルスなどが舞い上がり、再び空気中に拡散してしまうことがあります。その結果、せっかく空気をきれいにするための作業が、逆に空気を汚したり、吸い込むリスクを高めてしまう可能性もあるのです。

「フィルター交換不要」のこれらの手間やリスクを考えると、「交換不要」といったキャッチフレーズには落とし穴があることがわかります。

ブルーエアは半年～1年に1回フィルター交換するだけ

対して、ブルーエアの空気清浄機は、年に1回のフィルター交換だけで清浄性能を維持することができます。フィルターを掃除する手間もなく、またホコリが舞い上がるリスクもありません。交換時期が来ると、LEDランプやBlueairアプリでお知らせしてくれるため、交換タイミングを見逃すこともありません。

フィルター交換はシンプルで、少ない手順で完了するため、毎月、毎週、または2〜3週間に1回の掃除や水洗いの手間から解放され、冬の乾燥した季節でも清潔で安全な空気を提供し続けることができます。シンプルな交換作業で、常に最高の空気清浄性能を維持できるという点が、ブルーエアの最大の魅力です。手間を減らし、清潔で快適な空気を家族全員に提供し続けることができます。

フィルター交換のタイミングと手順をチェック

ブルーエアの空気清浄機の場合、フィルター交換時期はモデルや使用頻度などよって異なりますが約6ヵ月から1年が交換の目安です。冬の本格稼動前に交換することで、清浄性能を維持し、乾燥した季節でも安定した空気環境を提供してくれます。

交換のタイミングを確認する方法

• フィルター交換ランプ: 本体パネルにあるフィルター交換ランプが点灯したら交換の目安です。
• Blueairアプリ: アプリを使用してフィルター使用率を確認し、交換時期を管理することができます。

フィルター交換手順（Blueair 2-in-1 加湿空気清浄機 DH3iの場合）

1．本体の電源を切り、プラグをコンセントから抜きます
フィルター交換作業を始める前に、まず本体の電源を切り、プラグをコンセントから抜いてください。安全のため、必ず電源をオフにしてください。

2．背面カバーを外す
次に、背面にあるカバーを取り外します。

3．フィルターを取り出す
背面カバーを外した後、空気清浄フィルターと加湿フィルターそれぞれを取り出します。フィルターは簡単に取り外せる構造となっているので安心です。

4．新しいフィルターの設置
空気清浄フィルターと加湿フィルターをそれぞれ設置します。空気清浄フィルターは、側面に印刷された矢印やタブの向きに従い、適切に設置します。正しい向きで設置することが重要ですので、フィルターの方向に注意して取り付けてください。加湿フィルターはかぶせるように取り付けます。

5．カバーを戻す
フィルターが正しく設置されたことを確認したら、本体のカバーを元に戻します。カバーがしっかりと閉じられていることを確認してください。

6．フィルター交換完了とリセット
フィルター交換後、プラグをコンセントに差し込み、電源を入れます。その後、操作パネルのリセットボタンを5秒以上長押ししてリセットします。これでフィルター交換が完了し、次回の交換タイミングをアプリまたはLEDインジケーターで確認できるようになります。

冬の乾燥した時期でも、安心して快適な空気環境を維持するために、フィルター交換は忘れずに行いましょう。

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Text by 滝田 勝紀
ブルーエア空気清浄機