冬の寒い時期に、毎年ニュースで話題になるヒートショック。入浴前後に温度差が大きい場所、たとえば脱衣所や浴室で急激な温度変化にさらされると、体内で血圧や心拍数が急激に変動し、ヒートショックを引き起こしやすくなります。

東京都健康長寿医療センター研究所の調査によると、冬場の急激な温度差が体に与える影響は、高齢者だけでなく、それより下の若い世代にも影響を及ぼしています。年間約1万7000人が、入浴時にこの温度差が引き金となって亡くなっており、若い世代で亡くなる方も約3000人程度含まれているなど、決して少なくありません。

ヒートショックが起こるメカニズム

1. 脱衣所での寒さ

脱衣所で服を脱ぐと、皮膚温が下がり、血圧が急激に上昇します。寒い部屋では、血圧上昇が特に大きくなるため、体に負担がかかります。

2. 浴槽内の温度差

お風呂に入ると、温かい湯によって血管が拡張し血圧が低下します。しかし、心臓に問題がある場合、この血圧低下を調整できず、体に負担をかけることになります。

3. 出浴後の急激な血圧低下

お風呂から出ると、急激に血圧が低下し、立ちくらみやふらつきが起こりやすくなります。特に冷たい空気に触れることで血圧の低下が長引き、最悪の場合には意識喪失に繋がることも。

オールシーズン対応の新習慣

ヒートショック対策でおすすめしたいのが、ブルーエア 3-in-1空気清浄機です。ヒーター、ファン、空気清浄の3つの機能が一台に集結したこの製品は、冬の寒さ対策だけでなく、夏の暑さ対策にも最適です。特に小型サイズのモデルは、脱衣所にも手軽に持ち運べ、温度管理が簡単に行えます。

入浴する10分前くらいに、ヒーター機能を使うことで、脱衣所の温度を事前に温め、ヒートショック対策が可能です。それまで過ごしていたリビングなどとほぼ変わらない温度にすることで、急激な血圧上昇を防ぐことができます。

逆に、夏には、涼風機能を活用して、脱衣所での温度調整も可能。シャワーの後にサッと涼しい風を送って、拭いた後の汗をかきにくくしたり、快適に着替えができる空間に調整します。エアコンの冷風とは違って、風がやわらかく心地よく、無理なく部屋全体を涼しく保てます。

子育て世帯にとっての重要なアイテム

子育て世帯にとって、脱衣所の温度調整はさらに重要です。例えば、こどもと一緒にお風呂に入っている時、最初にこどもを洗い、脱衣所でパジャマを着せた後、親がそのままお風呂に入り続けることも多いですよね。

この時、脱衣所の温度がちょうど良く保たれていると、親も安心してお風呂を楽しめ、こどもが寒さを感じることなく、快適に過ごすことができます。温度調整がきちんとされていることで、急激な温度差にさらされることなく、家族全員が健康的に過ごせる環境が整います。

空気清浄機として空気をきれいにできることはもちろん、温度を常にちょうどよく保てることは、エアウェルネスの視点からも大事なこと。

これからの季節、寒さを快適に乗り切り、家族全員が安心して過ごせる空間作りに、ブルーエア 3-in-1空気清浄機を活用してみてはいかがでしょうか。