コラムColumn
食事と空気清浄機で撃退! 料理家・松見早枝子さんの花粉症対策とは
花粉の飛散がピークを迎える2〜4月。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状は日常生活に支障をきたすこともあり、花粉症の人にとっては毎年つらい時期ですよね。体や環境への負担が少ない料理を提案する人気料理家の松見早枝子さんも、小学6年生の息子さんともども、長年花粉症に悩まされており、対策の一環としてブルーエア空気清浄機を使用していることをInstagramに投稿されています。そこで今回は、ブルーエアの空気清浄機のユーザーでもある松見さんが行っている花粉症対策についてお聞きしました。
粮理家・ウェルネスフードスタイリスト
松見早枝子(まつみ さえこ)さん
2003年度ミス・インターナショナル日本代表を経て、料理研究家として活動。美と健康をテーマとしたビューティレシピストとして、雑誌、テレビ、イベント等幅広い分野で活躍していたが、“美は心身の健康あってのもの”と痛感し、2019年より肩書を「粮理家・ウェルネスフードスタイリスト」と改め、より多くの方々の心身の健康に貢献すべく、各メディアで活動中。エイジングケアに良く、体や環境に負担の少ないおすすめ食事法として「魚菜食」も提唱。料理教室Tronc(トロン)主宰。オリジナルの薬膳スパイスカレーのレシピ&オーガニックスパイスセットや、期間・数量限定の米粉クッキー缶も販売している(詳しくはその時々インスタにてご案内しています)。2024春より日本製の高品質なリネンを使ったテーブルウエアも販売開始予定。
オフィシャルHP http://www.matsumisaeko.com/
ブログ http://ameblo.jp/matsumisaeko/
Instagram https://www.instagram.com/saekomatsumi/
料理教室Tronc http://matsumisaeko.com/class/
料理教室TroncのInstagram
https://www.instagram.com/tronc_saekomatsumi/
床掃除。花粉は玄関先で払い落とす。ひと通りの対策はしてきたけれど……
――松見さんと息子さんはいつ頃から花粉症に悩まされていたのでしょうか。
息子は赤ちゃんの頃から症状があって、花粉の季節になると目がかゆそうだったり、ひどいときには目が腫れてしまったり……。見ていてかわいそうになるほどで、小児用の体に負担の少ない薬を服用していた時期もありました。私はかなり前から「ちょっとムズムズするな」というのはありましたが、肌荒れしたり、鼻水が出るようになったりと、気になる症状が出てきたのは5年ほど前からです。それでも息子に比べると、だいぶ軽いほうだと思います。
――当初はどのような対策をされていましたか。
せめて家の中にいるときは花粉の症状に悩まされなくて済むよう、玄関先で衣類に付着した花粉をはらい、毎日フローリングワイパーで床掃除するなど、一般的な対策は行っていました。でもファブリックや壁に花粉はついているだろうし、限界はあるだろうとは感じていました。
ブルーエア空気清浄機を導入して肌荒れが改善!?
――そして、ブルーエアの空気清浄機「Blueair Classic 605 」を購入するに至ったのですね。数ある空気清浄機の中から、ブルーエアを選ばれた理由をお聞かせください。
私は家電を購入する際にはかなり調べるほうなのですが、時間をかけて比較検討した結果、「Blueair Classic 605 」に行き着きました。私が家電選びで大切にしているのが、機能性とデザイン性の両立です。その点「Blueair Classic 605 」は、米国家電製品協会(AHAM)が定めるCADR(クリーンエア供給率)で高スコアを獲得していて、花粉やホコリだけでなく、0.1μmまでのウイルスレベルの微粒子も除去できるというハイスペックな製品。
インテリアの邪魔にならないシンプルなデザインも文句なしです。広い空間で使用できることも重視していたのですが、「Blueair Classic 605 」は適用床面積の目安が75畳と、希望を余裕でクリアしていました。
製品情報:Blueair Classicシリーズ 詳細はこちら
――Instagramでは使用して4日ほどで「肌荒れが改善した」と書かれていました。
そうなんです。あくまでそのときの感想ですが、ピリピリザラザラしていた頬の赤みが目立たなくなって、もっと早く導入すればよかったと思いました。当時小学1年生だった息子は、空気清浄機がやってきたことをすごく喜んでいましたね。ずっと空気清浄機のそばにいて、「きもちいい〜!!」と叫んだりしていました(笑)。
――「Blueair Classic 605 」を購入して5年。現在はどのように使われていますか?
基本的はずっとつけっぱなしにしています。外出して空気中の花粉に触れると、どうしても花粉症の症状は出てしまうのですが、私も息子も、家ではラクですね。室内の空気はきれいに保たれていることを感じます。息子にはスギ花粉症を根本から治療する「舌下免疫療法」をやらせてあげたいのですが、非常に人気が高く、薬が不足していてまだ始められていません。ただ、治療が始められたとしても、空気清浄機はずっと使い続けたいですね。
――お手入れはどのようにされていますか?
約6カ月に一度フィルターを交換するだけなので、本当にラクです。本体に関しても、気になるときに表面を拭いたり、空気清浄機の下にたまったホコリをハンディクリーナーで吸い取ったりする程度です。
自身の経験を活かし花粉に強い体を作る料理を発信
――花粉の時期は食事にも気をつけているそうですね。
毎年1月末〜5月くらいまでは、炎症を起こりにくくしてくれる食事を積極的に摂っています。たとえばお魚の油は炎症を抑えてくれるので魚メインの食事にしたり、砂糖の摂り過ぎや小麦や乳製品も控えるようにしています。息子はチーズがすごく好きで食べたがるのですが、食事に気をつけると身体がラクになることを本人も実感しているようで、花粉症対策の食事はこの時期の習慣となりつつありますね。
――花粉症対策のレシピ提案もされているそうですが、どのようなレシピがあるのでしょうか。
やはりお肉よりお魚を積極的に食べていただきたいので、魚料理が多いです。「魚は取り入れづらい」という声を耳にするので、醤油麹をつけてフライパンで焼くだけ、白身魚を蒸してタレだけ作っていただくだけなど、できるだけ手間のかからないシンプルな調理法を紹介しています。もちろん食事だけで花粉症の症状が治まるとは言い切れませんが、なるべく強い薬を使いたくない方やナチュラルな食生活をしたい方などが、取り入れてくださっていますね。食事を見直した方からは、「肌荒れが落ち着いた」というお声をいただくことも多く、やはり肌づくりの根本になってくるのは、食べ物から摂取する栄養素だと実感しています。
成長期のお子さんの場合、魚料理だけでは物足りないこともあると思いますが、そんなときはお肉以外のたんぱく質のおかずをもう一品プラスしてあげるのがおすすめです。
料理教室でも空気清浄機が大活躍!
――料理教室も主宰されていらっしゃいますが、料理教室で空気清浄機を使うメリットを教えてください。
まず、調理のにおいが残らないことですね。においは、その空間にいるときはわかりづらいものですが、レッスン後にキッチンスタジオに入っても、においが気になったことはありません。また、レッスンは通常6、7人で行うのですが、空気清浄機があることで、花粉症対策だけでなく、感染症対策としても生徒さんの安心につながっていることは大きなメリットだと思います。コロナ禍のときも人数をしぼってレッスンしていたのですが、空気清浄機と、同時に加湿器をも使っていることは生徒さんに喜ばれました。教室以外にも友人や息子のお友達など、人が集まる機会が多い家なので、重宝しています。
――改めて松見さんは、花粉症対策で大切なことは何だと思われますか。
栄養や睡眠など体の状態が一番影響するので、食事を含む生活習慣を見直すことはとても大切だと思います。そして、花粉を吸い込まないことですね。外では防ぎようがないので、家の中では、できるだけ花粉に触れない時間を作ること。そのためにも、なるべくこまめに掃除をして、空気清浄機で空気をクリーンに保つことが重要だと思います。
***
食事の工夫や空気清浄機の使用など、有効な花粉症対策を行っている松見さん。花粉が飛散する季節に肉や小麦、乳製品を控え、魚中心の食事にすることなら、今すぐに取り入れることができるかもしれません。
また、松見さんの「家の中では、できるだけ花粉に触れない時間を作る」という言葉が印象的でした。花粉症の方にとってはしばらくつらい時期が続きますが、いつもより掃除の頻度を上げる、就寝中も空気清浄機をフル稼働にするなど、少しでも花粉が室内にとどまる時間を短くする習慣を取り入れてみてください。
Text by 羽田朋美
ブルーエア空気清浄機
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編集者。出版社時代はローティーン誌やママ雑誌の編集長を歴任。独立後、編集プロダクション「Neem Tree」を設立。ママ向け媒体を中心に、雑誌、ムック、カタログ、企業のオウンドメディアやLP、広告制作など幅広く制作。近年は書籍の編集も手がける。趣味はキャンプと家族旅で、タイ、スリランカ、ボルネオ島など、自然豊かな土地を巡るのが好き。小6、小2、5歳の3兄弟の母。
Neem Tree: https://www.neemtree.jp(外部リンク)
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