コラムColumn

コロナで変わった!働くわたしと4歳の息子のニューノーマル

2020.10.15エッセイ

今年も残すところあと2ヶ月ちょっとって本当ですか?ちょっと信じられない、信じたくない気持ちです。コロナのことがあって、今年は季節の変化がいつもとは違う感覚です。

家にいる時間が増えたことで、季節を感じにくくなって、色々なことが麻痺しているような気すらします。友人や同僚と話をしているとそう感じている人はどうやら少なくないよう。思考停止した状態でなんとなくぼんやり過ごしてしまいそうになりますが、小さい子供がいるとそうもいきません。

一緒に過ごす大人たちが混乱する中、子供達も確実にこの変化の時を迎えています。1年前とは全く違う日常を生きる今、共働きでリモートワークするわたしと幼稚園に通う4歳の息子の今をご紹介します。

1. 家で仕事をするようになった

わたしの1番の変化はやはりこれ。15年に渡り編集・記者という仕事をしてきたこともあり、息子が生まれてからも仕事で家を空けることは当たり前にありました。国内、海外問わず出張も多く、週に1回程度は仕事や会食で帰宅が深夜になることも。

ところが2020年3月以降は出張、会食はゼロ。リモートワークという形で毎日家で仕事をするようになりました。

2. わたし専用のスペースを作った

リモートワークを初めて一番きつかったこと。それは「オンオフの切り替え」でした。

「おかあさん」モードのわたしと、「編集者」モードのわたしが常に混在し、どちらもまともにできないような気持ちになりました。マネージャーミーティングの最中に洗濯乾燥機の終了の合図がピーピー鳴り響く、部下と電話で話しながら、すぐ横をロボット掃除機が走り回る、締め切りギリギリの原稿を書いているすぐ横で同居する60代の母がせんべい片手にドラマを見ている……家で仕事をするってそういうこと……。

そこでやったのが「仕事専用のスペースを作る」ということでした。決して立派なオフィスじゃありません。IKEAで一番安いデスクと椅子を買ってきて、こども部屋の片隅に置いただけ。一歩歩けば息子のミニカーに足をぶつけるようなスペースです。それでも「仕事」のスペースを作ったことでモードの切り替えがずいぶんスムーズにできるようになりました。

3. 息子と過ごす時間が増えた

リモートワークが始まってからは基本的には残業なし、18時過ぎには息子と一緒に夕ご飯を食べる毎日に。息子はちょっとだけ嬉しそうで、それを見たわたしも嬉しい気持ちになります。



平日も息子と息子と一緒に夕食が食べられる幸せを実感(写真はイメージ)

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4. 洗濯は夫担当。家事の分担を改めた

今の生活が始まってから、夫婦の家事分担が大きく変わりました。


朝:朝食作り、洗濯物干し
夜:息子の幼稚園の準備、食後の片付け、翌朝のための炊飯器、洗濯機のセット


朝:前日の食器の片付け、息子の着替え、食事など
夜:夕食作り、浴室掃除

共働きの我が家は以前から、家事の分業は当たり前、お互いにやれることをやろうというスタンスでした。ただ、わたしがリモートワークになってからそのバランスが大きく崩れました。家にいる時間が多いのは圧倒的にわたし、今までのようなやり方では、わたしの仕事ばかりが増えてしまいます。

そこで、きちんと担当を決めることにしました。実際にはかなり流動的ではあるのですが、担当を決めたことでお互いのストレスが減りました。

5.家を整えることに時間を割くようになった

整理整頓が苦手なわたしですが、家にいる時間が長くなったことで、家を整えることを重視するようになりました。
「パンパンに物が入った引き出しよりも、物が少なく少し余裕のある引き出しの方が見やすい」
そんな当たり前のことをようやく知りました。

6.1日4回の換気が習慣に

新型コロナの流行が始まってから、起床後、朝食後、夕食後、寝る前と4回の換気が習慣になりました。季節によっては息子から「暑い」「寒い」とクレームが入ることもありますが、いまでも欠かさず続けています。

同様に使い続けているのが、空気清浄機。以前は家にいる間だけ起動していましたが、リモートワークが始まってからは24時間付けっ放し。室温や湿度も常にチェックしています。これからの時期は加湿器も稼働率が高くなりそうですね。



気づけば換気が毎日のルーティンに(写真はイメージ)

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7.家で過ごす時間が全て

もう何ヶ月もわたしの生活は全て「家」中心に成り立っています。家で寝起きし、家で仕事をし、家で子育てをする。

少し前までは「帰って寝るだけの場所」だったのに、いまは「生活全ての中心」になりつつある。だからこそ、以前よりもっと家を大切に、家を快適にしたいと考えるようになりました。

半径がどんどん狭くなっていく中でどう生きるか

ほんの一年前まで盛んに「グローバル化」が叫ばれていたのに、いまでは私たちの生活スペースはずっと小さくなってしまいました。

秋晴れの日曜日、近所の公園に出かけるのですらマスクと消毒液を持参する。

私たちのあたり前はこんなにも変化しています。一方で、わたしたちは「変わる」ことに対応できるようになって来ました。働く場所や環境はどんどん変わっていきます。でも、わたしと息子のこの「くらし」はなるべく変えたくない。だから今、できることをしようと思っています。

Text by 阿部 夏子

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