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今年の花粉は昨シーズンより増加!換気の際に気をつけるポイントは?

2021.02.15エッセイ
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いよいよ花粉シーズン突入!今年は2020年よりも飛散量が増えると予想されています。花粉症を防ぐ、または悪化させないためにしっかり対策したいですね。

気象予報サイト「ウェザーニュース」によると、花粉シーズンの開始時期は関東南部で概ね平年並に、東海から九州では平年より5日〜10日ほど早い開始となりました。花粉の飛散は、シーズンに入った後1週間から10日ほどで本格化するそうで、スギ花粉については関東や九州などは2月中旬から、北陸や東北でも3月上旬から中旬にかけてピークを迎える見込み。さらに3月中旬から下旬になると、今度は西日本・東日本を中心にヒノキ花粉が飛散のピークを迎えますので、しばらくは花粉対策が必要です。



都道府県ごとの花粉の飛散傾向はウェザーニュースのページに掲載されています。https://jp.weathernews.com/news/34326/(出典:ウェザーニュース)

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花粉対策のために、まずは花粉の飛散状況をチェック!

花粉シーズンの中でも、特に花粉が多く飛びやすくなる条件があります。それが「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥して風が強い日」、そして「雨上がりの翌日は気温の高い日が2~3日続いたあと」。さらに時間によっても飛散量は異なり、昼前後と夕方に増える傾向にあります。朝起きたら一日のスケジュールとともに、花粉の飛散に関する情報をチェックしましょう。

花粉の飛散状況は、環境省の「花粉観測システム(はなこさん)」(http://kafun.taiki.go.jp/)、ウェザーニューズの「花粉情報」(https://weathernews.jp/s/pollen/)などでチェックできます。また、最近の空気清浄機では専用アプリで室外の空気の汚れをチェックできるものもあるので、これを活用するのもいいでしょう。

ブルーエアでも、Wi-Fi機能を搭載した空気清浄機と連動する無料の専用アプリ「Blueair アプリ」を用意。室内の空気の汚れがチェックできるほか、任意の住所を設定することで屋外の空気の汚れをリアルタイムで確認できるので、自宅はもちろん周辺や外出先の空気状況までチェックできます。



外出先から自宅の空気の状態を確認したり、設定の変更など操作も可能です

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花粉シーズン、外出時の服装のポイントは?


洗濯物は部屋干しや乾燥機を使うのがオススメ

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では花粉シーズンはどのような服装で外出したらいいでしょうか。
環境省の「花粉環境保健マニュアル2019」によると、花粉のばく露を防ぐために着用したほうがいいのが、眼鏡とマスク。このコロナ禍でいまやマスクも必携アイテムとなっていますが、花粉対策においてもマスクは顔にフィットするタイプを選ぶといいそうです。

また衣類の素材も要チェックポイント。ウール製の衣類は木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすいため、花粉が多い日は避けたほうが無難です。さらに露出部分を減らすため、つばの広い帽子をかぶったり、手袋を使うのもおすすめだそうです。

このほか、花粉の多い時間帯の外出は避ける、洗濯物は部屋干しにするなど、花粉を家に持ち込まないよう意識するとよいでしょう。


換気時に採り入れたいレースカーテンと空気清浄機

ところで気になるのが換気の仕方。ニューノーマルな生活習慣として定着してきた換気ですが、これまでのように窓を全開にすると、大量の花粉が室内に入り込んでしまいます。そこで有効に使いたいのがレースのカーテンです。

前出の「花粉環境保健マニュアル2019」によると、3LDKのマンションで窓を全開にして1時間の換気した場合、侵入する花粉は約1000万個ですが、窓を10cm幅程度に開いてレースのカーテンを通せば、「換気とともに入り込んだ花粉をカーテンが遮ってくれる」ため、花粉量は約4分の1に減らせるのだそう。ただし「窓付近の床のこまめな掃除や、カーテンの定期的な洗濯も重要」(環境省環境保健部環境安全課)とのことでした。

でも窓を全開にしないで換気するのは、ウイルス対策の観点では不十分ではないかと心配です。
そこで窓を全開できない場合の換気の際に注意すべきポイントについて、「新型コロナウイルスに係る厚生労働省電話相談」窓口に確認したところ、「こまめな換気」と「長めの換気」を行うといいとのこと。さらに、HEPAフィルターによるろ過式で風量が毎分5立法メートル以上の空気清浄機を使用するのも効果的だそうです。

ちなみに空気清浄機の設置場所は、空気の流れを阻害する家具などがなく、壁から少し離した場所がおすすめです。(参考:改めてチェックしたい、空気清浄機の基本的な使い方
https://cafc.blueair.jp/column/essay/393/)。
花粉が部屋に入り込んでいるかを確認したいなら、センサーで部屋の空気の汚れをモニターする機能を備えたタイプを選ぶといいですね。



Blueair Protectは空気中の花粉、ハウスダスト、PM2.5、ウイルスなど0.03μm 以上の微粒子を99%以上清除去。空気の汚れもきめ細かく表示してお知らせします。

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花粉対策の第一は、花粉に触れない、取り込まないこと。
日々しっかり対策して、このシーズンを乗り切りましょう。

【参考】
ウェザーニュース
https://jp.weathernews.com/news/34326/
”冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法”
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15102.html
環境省花粉情報サイト
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/

Text by 伊森ちづる

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