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空気清浄機は部屋のどこに置いたらいい?最適な置き場所をチェックしよう

2020.08.25エッセイ
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室内の空気をきれいにする空気清浄機。フィルターで花粉、カビ、ホコリ、PM2.5などの浮遊物をキャッチ・除去し、きれいな空気を室内に送り出してくれる家電です。最近ではリビングだけでなく、寝室やこども部屋といった個室にも置く方が増えてきました。

しかし、置き場所については、なんとなく「空いている場所」に置いてないでしょうか。空気清浄機を効率的に使うには、最適な場所があります。そこで今回は、家電プロレビュアーである私、石井和美が空気清浄機の置き場所問題についてお答えします。

基本の置き方

Q:部屋のどこに置けば、空気清浄機で効果的に空気をキレイにできる?

A:窓やドアなど外気の流入口から離れた場所に置きましょう。窓際などに置いてしまうと、外気の流入に阻害され、部屋の中の空気の対流をうまく作れないため効率が悪くなってしまいます。窓から距離を取った空気の通り道にスペースを確保して空気清浄機を置くと、部屋中の空気を効率よくかくはんし、効果的に空気を清浄することができます。

寝室編

Q:ホコリが気になる寝室。どこに置くのが効果的?

A:心地よい眠りのためには、顔の近くよりも足元付近で稼動させることをおすすめします。空気清浄機が顔の近くにあると、空気の動きによって冷えや乾燥を直接的に感じやすくなり、眠りの質を下げるからです。ただし、蒸し暑く寝苦しい夏場は、顔の真横や頭上は避けつつ、体感温度によって心地良く感じる場所に配置換えをしましょう。

寝室に入る前と、起きてすぐのタイミングは、ホコリが床に沈下しているので、運転スピードを上げて一気にホコリを除去することが効果的です。和室で布団の上げ下ろしをしているような場合、布団を敷いた直後には部屋中にホコリが充満してしまうため、空気清浄機で一気に空気をきれいにしておくと気持ちよく眠りにつけますよ。

また「静音運転」にすると極端に通風量が減る場合があるので、静音モードでもしっかりと風量を保った空気清浄機が最適です。

子供部屋編

Q:こども部屋などの個室ではどこに置くのがおすすめ?

A:個室も窓際や入り口から離れた壁際に設置し、壁を整流板のように活用すると効率的です。ただし、空気清浄機の周囲にはモノを置かないように広くスペースを取り、吸込口・吹出口を壁やカーテンなどの物でふさがないようにしましょう。吸込口と壁との間には10cm程のスペースが必要です。

加湿器、エアコンとの併用編

Q:加湿器と併用する場合、気を付けることは?

A:加湿器から出る水蒸気を吸い込まないよう、十分な距離を取ってください。加湿器のそばに置くと、空気清浄機内部にもカビが発生する恐れがあります。

Q:エアコンと併用する場合、どこに置くのがベスト?

A:エアコンの風と空気清浄機の風が直接ぶつからない位置に置いて、かつ空気が部屋を円状に循環するように意識しましょう。
冷房と暖房とでは空気の流れ方が異なるため、空気清浄機もそれに応じて位置を変えるのが理想です。

Q:エアコンで冷房をつける場合は?

A:冷気は下に流れるので、吹き出し口のフラップを上向きして天井に沿って部屋に広がるようにします。するとエアコンの真下部分に対流が起きにくいので、空気清浄機は、エアコンの下、ごく近距離のところに置くと、空気清浄も効率的な冷気のかくはん効果も期待できます。

Q:エアコンで暖房をつける場合は?

A:暖気は上に流れるので、吹き出し口のフラップを下向きして床に沿って部屋に広がるようにします。するとエアコンと遠いところの対流が起きにくくなるので、空気清浄機は、エアコンの対面の、ある程度距離を取った場所に置くと空気清浄も効率的な暖気のかくはん効果も期待できます。エアコンと空気清浄機を同時に使うと、エアコンに溜まるホコリが減るため、エアコンの効率もアップします。
石油ストーブなどと併用する場合は、熱気を吸い込まないよう、十分に距離を取ってください。一酸化炭素が増えてしまうことを防ぐため、空気清浄機を稼動していても、定期的な換気を忘れないようにしてください。

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注意していただきたいのは、どの環境でも空気清浄機のまわりにモノを置かず、吸込口と吹出口はふさがないようにすること。ふさいでしまうことで、本来の性能を発揮できなくなる可能性がありますので、必ず守ってください。

またメーカーや機種によって吸込口、供給口が変わります。きれいな空気が出る「供給口」と部屋の形状の関係をよく考え、壁を整流版として活用し空気の流れがうまく作れるように工夫してみてください。

最後に空気清浄機はずっと同じ場所に置くのではなく、季節によってフレキシブルに変えた方が効果的です。冷暖房によっても最適な置き場所は異なるので、季節の変わり目は空気清浄機の配置も変えるよう心がけてみてくださいね、

Text by 石井和美

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家電プロレビュアー
石井和美

白物家電や日用品などを中心に製品レビューを得意としています。レビュー歴15年以上。茨城県守谷市に家電をレビューするための一戸建てタイプ「家電ラボ」を開設、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っています。ライター、家電コメンテーター、家電コンサルタント。