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専門家に聞いた! なぜしっかり眠らないと太るのか? 睡眠と空気の大事な関係

2022.06.24インタビュー
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そんなに食べていないのに、最近ちょっと太り気味。おまけにいつもコンディションが悪く、体が重い……。それ、もしかしたら寝室の空気と関係があるかもしれません。今回は、『3万人を肥満から救った専門医が教える 食べて寝るだけ!「カラダ最適化」ダイエット』(徳間書店・刊)の著者で肥満外来専門医の左藤桂子先生に、睡眠と肥満の意外な関係と、睡眠の質を上げる方法について伺いました。

左藤桂子

さとうヘルスクリニック院長で、30年で3万人の肥満治療に携わる肥満外来専門医。これまで多くの症例を診て、糖尿病となる前に体重オーバーの時期がある事に気がつき、体重コントロールの重要性を指導。肥満学会の東京宣言発表および、その後メタボリック症候群の概念を確立にも携わる。『ダイエット外来の寝るだけダイエット』(経済界)が発売1週間で4刷となり、1年で6刷8万部の好評を博すなど多くの著書を上梓しているほか、ラジオ、テレビの出演も多数。
さとうヘルスクリニック
http://satohealthclinic.com/?page_id=336(外部リンク)

左藤先生に聞いた、太らない身体作りと睡眠、そして睡眠環境の関係

-左藤先生は本書で、太らない身体づくりのためには睡眠が重要であるとお話になっていますが、改めてどうして睡眠がダイエットにつながるのか教えてください

左藤:まず先にお伝えしたいのですが、本のタイトルにある「ダイエット」とは、減量やエステなどで使われている「ダイエット」とは意味が異なります。太っている人は、栄養不足だったり、水を飲んでいなかったり、ぐっすり眠れていない状態が続いている場合が多いため、毎日の習慣を見直していけば年をとっても元気でパフォーマンスが上がる身体をつくれます。私は、自分のベストな身体づくりをすることを「カラダ最適化」と呼んでおり、身体にとって最適なこと(つまり最適化)すれば太りません。

そのために何が必要かというと、水、空気、栄養の3つを整えること。そして、同じくらい重要なのが「睡眠」というわけです。

-パフォーマンスが上がる身体づくりのために、睡眠がなぜ大切なのでしょうか

左藤:私たちの身体は、日々の生活の中で疲れ、ダメージを受けています。そのダメージを受けた身体を修復しているのが、睡眠です。質のよい水と空気、そして栄養を摂り、しっかり眠ることで、身体のダメージをリセットし、次の日に備えるわけです。

飛行機をイメージしてみてください。飛行機に満タンに燃料を入れたとして、もし整備をせずに次々飛ばしていたら、どうなると思いますか?事故を起こしやすくなりますよね。飛行機が快適に安全に飛ぶためには、この整備時間がとても重要です。

同様に、どれだけ身体にいいものを食べたとしてもちゃんと睡眠時間を確保できていなければパフォーマンスが上がらず、健康的に過ごせなくなる可能性が高いのです。

-睡眠の大切さがよく分かりました。「カラダ最適化」に空気も重要なのはなぜでしょうか。

左藤:空気の汚れが気になる時、外出時には車の多い大通りを避けたり、マスクを着けるなどして、気をつけて過ごせます。一方室内にいるときは、自分たちで室内の空気をキレイにする工夫が必要です。

室内の空気は換気が悪いと、屋外の5倍から10倍汚れているともいわれます。花粉やPM2.5など外気の汚れが入り込んでくるだけでなく、室内はホコリ、ダニ、繊維クズ、化学物質など特有の汚れが漂っています。締め切った空間で感染症が広がりやすいというコロナ禍の経験からも、空気が健康に影響を与えることがわかるでしょう。
室内の空気をきれいに保つためには、こまめに掃除をしたり、空気清浄機を使いましょう。
そうすることで睡眠の質も高くなり、身体も修復しやすくなります。

-空気が汚れていると睡眠の質が下がるのは、なぜでしょうか。

左藤:花粉症の人が、室内の空気中に花粉のある部屋で寝たらどうなるか、イメージしてみると分かりやすいと思います。自分は眠っているつもりでも、花粉で刺激をうけて粘膜が反応します。粘膜が戦っているのだから、活動しているのと一緒。それでは休めませんよね。

睡眠中、体に取り入れているのは空気だけです。寝室の空気が汚れていると眠りが浅くなり、自分では眠っているつもりでも自然と回復力が低くなります。たとえばカビの含まれた空気を吸っていたら、体の中で白血球が戦わなくてはなりません。
寝ている時はとにかく無防備になれるように整えることが大切なんです。

そのためには毎日拭き掃除をしたり、リネンを交換する、床より高い位置に寝て床に溜まるホコリを避けるといった方法がありますが、同時におすすめしたいのが、空気をきれいにする強い味方である空気清浄機。
寝室に置いて、付けっぱなしにしましょう。理想を言えば、人が過ごす各部屋に1台空気清浄機を導入するといいですね。

-「カラダ最適化」のためにどのような空気清浄機を選ぶと良いでしょうか

左藤:フィルターで捕獲できる粒子サイズが細かく、大風量のものですね。細かいフィルターを空気が通り抜けるには大風量が必要です。ほかにもCADRという国際基準の値をチェックすることも大切。さらにアレルギー協会の認証もあると、よりいいですよね。

私はよく、カラダに大切なものを伝えるとき、野生の猿をたとえに使います。野生の猿はキレイな空気、キレイな水、栄養のある食物がある場所で生息し、肥満な猿はいませんよね。カラダに最適なものを本能で知っているんです。

―きれいな空気の重要性を改めて知ることができました。ありがとうございます!

ブルーエア空気清浄機は世界基準*「CADR」を取得しています。

CADRとは、Clean Air Delivery Rateの略でクリーンエア供給率を表します。米国家電製品協会が定めた1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す指標でアメリカ、カナダ、韓国などの世界各国で空気清浄機選びの基準として利用されています。このCADR値が高いほど、空気清浄機の性能が高いことを示しています。

ブルーエアはすべてのモデルにおいてCADRの認証を取得・公開しています。
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米国家電製品協会によるCADR認定を受けた製品はホームページで公開されています。
空気清浄機選びの参考にぜひご活用ください。
米国家電製品協会 CADR一覧:https://www.ahamdir.com/room-air-cleaners/(外部リンク)

Text by 伊森ちづる
ブルーエア空気清浄機

*:米国家電製品協会(AHAM)によるクリーンエア供給性能に関する基準CADRが、アメリカ、カナダ、韓国などで利用されていることから事実上の世界基準とする。

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家電ライター
伊森ちづる

家電流通業界誌記者を経て、フリーランスのライターへ。家電量販や家電メーカー関係者への取材も行う。自分でも家電を試し、売り手とユーザー両方の視点から記事を執筆。販売ツール監修、省庁に対して家電に関するレクチャーするほか、TVやWEBでも情報発信する。教育×テクノロージー、福祉×テクノロジーの取材も多数。