コラムColumn

世界で一番小さく生まれた男の子が3歳に!激動の出産から現在に至るまでの成長記録を追った

2021.09.27インタビュー
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りんご約1個分と同じ重さの、258gという超低体重で産声をあげた関野竜佑(せきの・りゅうすけ)ちゃんが、この10月で3歳を迎えた。
この「こどもの空気研究所」では、以前にも竜佑ちゃんの誕生秘話をお伝えしたが、出生時に22cmだった身長は、この3年間で50cm以上も伸び、体重は7kgを超えたという。

今回、竜佑ちゃんの成長の詳しい様子を伺いに、先日、第一子を出産して母となった筆者・家電女優の奈津子が軽井沢にある関野さん一家のご自宅を訪ねた。


体は小さくてもとにかくよく食べる
元気いっぱいの3歳児に成長しました



関野さんご一家は、父・康平さん、母・俊子さん、長男で中学3年生の佑平くん、長女で小学4年生の彩佑子ちゃん、次男で小学1年生の隼佑くん、末っ子の竜佑くんの6人家族。

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「同年代の子と比べて、すごくよく食べるんです。好き嫌いも全くなくて、今は揚げ物や納豆に夢中ですね」。そう話す関野さんご夫妻の影に、はじめのうちは恥ずかしそうに隠れていた竜佑ちゃん。

しかし取材が進むうちに、ダイニングのソファの上で器用にでんぐり返しを始めたり、部屋中を走り回るなど、とにかく元気いっぱいな様子だったのが印象的だ。
家庭内だけにとどまらず、預け先の保育園でも自由に遊び回っているという。



目に入るもの、全てに興味津々の竜佑ちゃん。

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「この3年間は本当にあっという間でした。最近はよく、兄弟たちとバンバンと、銃で打ち合うジェスチャーをして遊んでいますね。夕飯の時に、家族全員分のお箸を配るお手伝いも気に入っていて、言葉は遅い部分もあるんですが、家族それぞれのお箸の色をちゃんと覚えているみたいです。(俊子さん)」

銃で打つジェスチャーの際には、まるで本物のスナイパーのように獲物を狙うシリアスな目線を見せ、打たれた後は大きくひっくり返る竜佑ちゃん。その愛くるしいギャップが堪らなくかわいい。3歳を迎えるにあたって、家族としての心境の変化はあるのだろうか。



笑顔が素敵な関野さんご夫婦。

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「1歳を迎えるまでは、不安な気持ちと隣り合わせで、常に覚悟していました。今は、歳を重ねていくことへの特別な感情があるというよりも、とにかく“無事に生きていてくれていたら良い”と。そういう想いからスタートしているので、多くは望んでいないんですよ。能力は問題ではなくて、健康的なのが一番。この軸は私たち家族で変わりありませんね。(康平さん)」


妊娠24週で産まれてきた時には
生きられるか本当にギリギリの状況

竜佑ちゃんが帝王切開で誕生したのは、妊娠24週目。母・俊子さんが妊娠高血圧症候群と胎児の発育不全で入院していたなかでの出来事だった。一般的な出産の多くが40週前後、平均体重が3kg弱であることを踏まえると、この出産がいかに緊急性の高いものであったのかが窺える。生まれた直後の竜佑ちゃんの体は、まるでクリオネのように透けていたという。

「夜の7時過ぎに生まれたのですが、栄養を入れるための点滴の針が入らず、病院からは『翌朝までに入らなかったらごめんなさい』と言われていました。何人かの先生が挑戦してくれたのですが上手くいかず…。でも、先生方が一丸となってギリギリの状況にも諦めずに挑戦し続けてくださり、なんとか点滴の針を打つことができたんです。(康平さん)」

「入院中、お腹がぷっくりと膨らみ、便が詰まってしまったこともありました。腸が破裂すると、最悪の場合は腸が破れてしまうという説明を受けたのですが、造影剤の投与によってなんとか便を溶かして外へ出すことができたんです。NICUの保育器のなかでは、搾乳した母乳が鼻から胃へチューブで与えられていました。母乳の味を覚えさせるためにも、時おり、綿棒に母乳を含ませて赤ちゃんの舌に置いてもらうこともありました。(俊子さん)」

「初めのうちは、顔ものっぺらぼうに近い状態で、鼻と口がほんの少しあるぐらい。半年間の入院中に、だんだんと線が増えていき、目もできていきました。病院側の“どんどん兄弟と会わせて、赤ちゃんへ刺激を与えてあげてください”という方針には随分と助けられましたね。当時3歳だった次男の隼佑は、保育器のなかの小さな竜佑を見て、『ママがいないで、一人で入院しているのはかわいそう』と言って泣きました。子供たちなりに、何か感じ取るものがあったんでしょうね(康平さん)」



当時は甘えん坊だったという次男の隼佑くんも、竜佑くんが生まれてからは面倒見の良い立派なお兄ちゃんに。

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関野家の雰囲気は、とにかく明るくて、温かい。お互いのキャラクターを尊重しながらも、常にリアクションを投げかけ合い、絶え間なくコミュニケーションを取りあっている。
撮影中も、お姉ちゃんやお兄ちゃんたちが『こっちだよ』と、竜佑ちゃんがカメラ目線になるように、さり気なく促してくれたのが印象的だ。

どの家庭でも千差万別、それぞれの壁を乗り越えているものだと思うが、竜佑ちゃんの誕生によって、より一致団結した歴史をもつ関野家は、特別に強い絆で結ばれているのだろうな、と感じた。


竜佑ちゃんも家族もみんな健康
ブルーエアで安心して暮らしてます



ブルーエアの空気清浄機のパワフルさに助けられているという、関野さんご家族。

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リビングにはブルーエアから寄贈された「Classic 480i」が設置されている。
上品な佇まいを持つ本機は、同社独自のHEPASilentテクノロジーを搭載し、高い除去率とスピード性能を誇る。適用床面積~55㎡(33畳)までの広さを9分できれいにできる空気清浄機で、取材中も子供たちが走り回りるたび、センサーが自動で反応して空間を清浄していた。

「基本的には静かなんですが、ホコリが強く舞ったときには稼働音がして、しっかりと反応してくれているのを実感しています。軽井沢の空気は都内と比べるときれいですが、室内ではどうしてもホコリなどの汚れが舞ってしまうんですね。しかし、これを設置してからは、パワフルな風が対流して淀みがなくなるからか、どことなく涼やかに感じられます。(康平さん)」

「この空気清浄機を置いてから、私達夫婦もほとんど風邪を引かなくなりましたし、長男の佑平は小学校も中学校も休まず通うことができたんですよ。竜佑もおかげさまで大きな病気はしていません。家族みんながきれいな空気の中で過ごせるのは、親として大きな安心感がありますね。(俊子さん)」



中学3年生になった長男の佑平くん。今年4月には安曇野市内で聖火ランナーを務めた。

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「もともと結婚した当初は東京で暮らしていたんですが、軽井沢の空気な綺麗が気に入って家を買いました。それで十分かなと思っていたんですが、ブルーエアの空気清浄機を通じて、室内を清浄することの必要性を知って。今、更に良い空気環境で過ごせていると思います。(康平さん)」

事実、1日の大半を過ごす室内には目に見えない有害物質がたくさん存在し、屋外の約5倍も汚れているというデータがある。
成人の呼吸は1分あたり15〜20回ほどで、1日に換算すると2万回以上、その重量は約20kgに及ぶそうだ。さらに小さな子供は、1回の呼吸で取り込む汚染物質が大人の2倍以上になるという。



ブルーエアの空気清浄機は、生活空間にさりげなく馴染むデザインが特徴的だ。どのような贈り物よりも、きれいな空気の重要性が勝ることは言うまでもないだろう。

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「本当にたくさんの方に支えられて、助けてもらってここまで来られました。竜佑がこうして元気に育っていること、その様子を求められる限り、発信していくことが私たち家族のできる恩返しであり、使命だと思っています。本人も、そういう責任と感謝の気持ちを持って、人生を歩んでいってくれたらいいなと思います。(康平さん)」

筆者自身、まだ子育ては始まったばかりではあるものの、子供との生活は体力勝負かつ命がけのプロジェクトであることを実感している。大変さと愛おしさと、プレッシャーと尊さが、寄せては返す波のように、日々ものすごい量で駆け抜けてゆく。



子供用おもちゃのヘルメットがまだ少し大きい、竜佑ちゃん。

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つい複雑に考えてしまいがちだけれども、きっといちばん大事なことは“家族みんなが笑顔で健やかな気持ちでいられること”。そのためには、もちろんきれいな空気は欠かせない。

関野さんご一家とお話させていただくなかで、シンプルだけれども大切なことを教えていただいたように思う。世界でいちばん小さく生まれた赤ちゃんは、計り知れない大きさの愛情を受け、スクスクと成長していた。これからの成長も楽しみだ。



取材終了後の関野さんご家族と、筆者・奈津子の集合写真。

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Text by 奈津子
ブル―エア空気清浄機

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家電女優
奈津子

女優、タレント。SDN48在籍中、劇場近くの電気街で多くの家電に触れたことでその魅力に開眼。アイドル卒業後「家電アドバイザーGOLD等級」を取得し様々な媒体へ家電女優として出演中。150台以上の家電と0歳の息子、夫と共に暮らす。インスタグラムは「natsuko_kaden」YouTubeは「奈津子の家電クリニック」。