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気ままなバンライフを悩ます季節性アレルギーは ブルーエアの「Blue Mini Max」でばっちり対策!

2025.06.04エッセイ
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私たち夫婦は、2022年から愛車のハイエースで「バンワーク」(車で移動しながら様々な場所で仕事をすること)の日々を満喫している。昨年夏には、全国47都道府県制覇という大きな目標を達成した。この経験を通じてバンライフの素晴らしさを改めて実感する一方で、重要な課題にも気づいた。夏の猛暑で車内が高温になることは予想していたが、実は穏やかな季節にも思わぬ敵が潜んでいたのだ。

春のジレンマ。新鮮な空気が敵になるとき

春から梅雨にかけての季節は、本来なら旅を存分に楽しめる快適な気温のはず。ところがこの時期はスギやヒノキの花粉、PM2.5、黄砂という天敵が大量発生し、アレルギー持ちの私たちは窓を開けることさえ躊躇してしまう。

特に黄砂がPM2.5を付着させて運ぶという情報を聞き、さらに不安が募った。PM2.5は年間を通して飛散しているが、春はこれらの物質が重なり合い、心地よいはずの季節を台無しにしてしまう。
とはいえ、健康を守るために車内に閉じこもっていたのでは、バンワークの醍醐味である「自然との一体感」が味わえない。

このジレンマが私たちにとって大きなストレスとなっていた。

我が家のブルーエア遍歴

以前の記事にも書いた通り、自宅では以前からブルーエアの空気清浄機を愛用している。リビングには「Blueair Classic」シリーズ、寝室には「Blue Pure」シリーズを設置し、我が家は「アレルゲンが気にならない快適空間」となった。特に花粉やPM2.5がピークの時期にはこの2台がフル稼働し、絶対安全領域を守る。0.1μmまでの微粒子を最大99.97%除去*する「HEPASilent®テクノロジー」による高い粒子除去率と迅速な空気清浄能力は、私たちの生活に欠かせなくなった。

この自宅の快適さがあるからこそ、外に出ることが恐ろしく感じてしまう。最高の「移動できる秘密基地」であるハイエースがあるのに、春の美しい景色や心地よい空気を満喫できないもどかしさ。これが私たちの悩みだった。

実験開始!きれいな空気を道連れに

「自宅のクリーンな空気環境を、ハイエースに持ち込めないだろうか?」という発想で着目したのが、ブルーエアの「Blue Mini Max」である。信頼するブランド製品でありながらコンパクトサイズであるため、限られた車内スペースにも設置できそうだ。HEPASilent®テクノロジーを搭載している点も高評価で、花粉やPM2.5への対策として理想的だと感じた。

Blue Mini Max 実力拝見

そこで、試しに「Blue Mini Max」をバンワークに導入してみることにした。ハイエースの車内に設置してみると、そのコンパクトさ(天面直径150mm x 底面直径173mm x 高さ290mm)に改めて感心する。車内のどこに置いても邪魔にならず、すっきりと収まるのだ。

早速車内に設置。ちょっとした隙間に設置できる上、デザインも周囲にマッチしている

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電源は、バンワークの必需品であるポータブル電源を使用する。ここで驚いたのがBlue Mini Maxの省エネ性能だった。

わずか2~10Wという消費電力のおかげで、ポータブル電源のバッテリー残量を気にすることなく常時稼働させられるのがありがたい。操作も直感的で、ボタン一つで風量を3段階に簡単に調整できる。

正直、当初は「この小さなサイズでハイエース全体をカバーできるのだろうか?」と心配したが、全く問題なかった。ハイエースの荷室空間(約6.0立方メートル)は、Blue Mini Maxの適用床面積(JEMA規格で~19平方メートル)と比べるとはるかに小さいため、車内の空気を1時間に何度も循環させ、効率的に浄化できるのだ。

実際に使ってみると、これまで悩まされていた鼻のムズムズ感や目の痒みが和らぎ、まるで自宅にいるような快適さを感じた。外では花粉が舞う中、車内だけが安全なシェルターになったような感覚だ。運転音も非常に静か。最も弱いモード(20dB)では動いていることすら忘れてしまうほど。仕事に集中したり、静かに眠ったりする際にも全く気にならない。

バンワーク中は常に稼働させているため、安心して仕事に集中できる

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Blue Mini Maxの物理的なサイズはもちろん、デザインも気に入った。車内の隅に置いても、まるで最初からそこにあったかのように馴染む。同梱の「Stockholm Fog Grey」プレフィルターは落ち着いた色合いで車内の雰囲気にあっているが、別売りの「Limestone Beige」などに着せ替えても、アウトドアのイメージに合うかもしれない。

車でも家でも

私たちは以前、車専用の空気清浄機「Blueair Cabin P2i」を使用したことがある。これも高性能で満足していたが、車のシガーソケット(12V)専用で、取り付けも車内固定前提の製品であるため、用途は車内に限られていた。

一方、Blue Mini Maxは100VのAC電源で動作するため、電源さえあればどこでも使えるという柔軟性がある。

例えば、花粉が気になる季節に玄関に設置すれば、家の中に花粉を持ち込む前にシャットアウトできる。書斎や子供部屋、ペットスペースなど、ピンポイントで空気をきれいにしたい場所にも最適だ。一台で車内と家庭内、二つの役割をこなせる「一石二鳥」の価値がある。

Blue Mini Maxを玄関に設置してみた。狭い空間にも収まるサイズがありがたい!

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自信を持って、すべての季節を楽しもう

Blue Mini Maxは、私たちのハイエースを移動可能な聖域へと変えてくれた。おかげで車中泊の間もアレルギー症状に悩まされることなく、心からリラックスして過ごせるようになった。

Blue Mini Maxがあれば、春も恐るるに足らず!」。今では自信を持ってそう断言できる。おかげで私たちは、季節を問わずバンワークを楽しめるようになった。アレルギーに旅の計画を左右される日々はもう終わり。きれいな空気と共に、もっと遠くへ、もっと自由に!
季節を気にせず、行きたい場所に車を走らせよう。

Text by オフィスマイカ 井上真花
ブルーエア空気清浄機

*【試験機関】RISE Research Institute of Sweden AB (ボロース、スウェーデン)【試験方法】欧州フィルター規格EN 1822-5:2009に基づくフィルター粒子捕集率試験 【試験粒子】塩化カリウム【試験結果】0.1~1㎛までの微粒子を99.97%以上除去*フィルターの除去性能です。部屋全体への除去性能とは異なります。

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オフィスマイカ
井上 真花

雑誌、書籍、新聞やWeb記事などを制作する編集プロダクション「マイカ」社長。コロナ禍を機にフルリモート体制となり、自作キャンピングカーを職場とする「バンワーク」を実践中。ライター業では人物インタビューやモバイルガジェットのレビューを担当し、インタビュー企画「1000人に会いたいプロジェクト」をライフワークとしている。
オウンドメディア「別冊マイカ」:https://www.office-mica.com/magazine/(外部リンク)